ホノノア

ホノノアの漫画|2026年9月

6年、誘えなかったのは僕のほうだった

妻も遠慮していたと、あとから知った夫の話です。

このお話は、掲示板や相談サイトに書かれた夫婦の声をもとに描いたフィクションです。

閉まった寝室のドアの前で、手を上げかけてやめる夫
妻を誘えないまま6年。夜の営みのない夫婦でした。
数年前、泣く赤ちゃんを抱いて疲れきった妻と、台所から見ている夫
初めての出産と育児で妻は本当に大変そうでした。僕からは誘えず、妻からの誘いもなくて。
夕食の席で、ふつうに話す夫婦
もともと淡白な僕はレスのままでもいいかと思っていました。
桜の咲く校門の前で、子どもの手を引く着飾った妻
子どもの卒業式と入学式で久しぶりに着飾った妻を見て「きれいだな」と思ったんです。
夜のソファで、自分の手を見つめて言うことを考える夫
でも言葉で妻を誘ったことはほぼありません。40にもなって、すごく緊張して。
顔を赤くして妻の手をとる夫と、驚いて見上げる妻
それでもその夜、思い切って声をかけて6年のレスがようやく終わりました。
玄関で、出かける夫のほおに軽くキスする妻
それから妻は「行ってきます」と「おやすみ」のたびに照れながらキスしてくれます。
お茶を前に、ほっとした顔で話す妻と、聞いている夫
「女として見られなくなったのかと諦めてた」と話してくれた妻。本当は妻も甘えるのを遠慮していたんです。

このお話の元になった声

6年レスだった夫の書き込みです。「初産と初めての育児で」「嫁からの誘いも全くない」「別に夫婦仲が悪いわけでもないしこのままでも良いかと思っていたら」「久々に子の卒業式と入学式で綺麗に着飾った嫁を見て」

「元々俺が淡白で」「40にもなって」「面と向かって言葉で誘ったことがほぼない」「今夜頑張って言ってみる」と書いた夫は後日、こう書いています。「行ってきますとかおやすみの挨拶なんてほぼなかったのに、6年ぶりに毎回妻からキスして挨拶しにくる様になった」

妻は「女として見られなくなったのかと諦めてた」と話し、「妻はずっとイチャイチャしたかったが遠慮していたらしい」と書いています。

きっかけも、かかる時間も、人それぞれです。

2026年9月時点。困って書き込んだ人の声です。このお話は、声をもとに描いたフィクションです。

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