ホノノア

ホノノアの漫画|2026年9月

末っ子の卒業を前に、妻と話すようにした

若いころの妻との会話を思い出した夫の話です。

このお話は、掲示板や相談サイトに書かれた夫婦の声をもとに描いたフィクションです。

夜の廊下で、目を合わせずに別々の寝室に入っていく夫婦
末っ子が生まれてから夜の営みは年に数回あるかないか。普段の夫婦仲も、すっかり冷めきっていました。
朝の玄関で靴をはく制服の末っ子を、後ろから見守る夫
来年の春、その末っ子が高校を卒業します。卒業を意識しだしたのは、去年のいまごろ。
物置で古いアルバムを開き、若いころの夫婦の写真を見てほほえむ夫
若いころ「早く子育てを終えて二人で楽しもう」と話していたのを思い出しました。
台所の入口から、料理をする妻の背中を見る夫
急に、妻へのこれまでの感謝やねぎらいの気持ちがわいてきたんです。
台所で並んで皿を洗いながら話す夫婦
家の中ではできるだけ妻と話すようにしました。
朝の玄関で、かばんを渡す妻と照れる夫
僕はすっかり惚れ直しました。でも妻は「いまさら、どうしたの?」という顔。
夜の食卓で、湯のみを前に向き合って話す夫婦
それでも先週、寝室を別々にしていたことも含めていろいろ話したんです。
夜の台所で、ひとりでお茶を淹れる夫
妻は前から「もう愛だの好きだのいう歳じゃないでしょ」と言っていたので、期待はしていませんでした。でも、いまはすごくうれしい。妻がお風呂から出たら、お茶を淹れます。

このお話の元になった声

妻と寝室が別々だった夫の書き込みです。「一番下の子が生まれてから年0~数回で日常もお互い冷めきっていた」「来年その子が高校卒業して社会にでることになってて去年の今頃そのこと意識しだして」

「そういや若いころに早く子育て終えてふたりで楽しもうって言ってたなあと思ったら急に妻に対する今までの感謝や労いの気持ちが湧きだしてきた」「家の中ではできるだけコミニュケーション取るようにしてた」

「完全におれが惚れ直した感じになったがむこうはいまさらどうした?って反応だった」「寝室別のことも含めて先週いろいろ話した」「正直もう愛だの好きだのいう歳じゃないでしょとか言ってたので期待はしてなかったがめっちゃうれしい」「今風呂入ってるので茶でも淹れるわ」

きっかけも、かかる時間も、人それぞれです。

2026年9月時点。困って書き込んだ人の声です。このお話は、声をもとに描いたフィクションです。

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